条件の式に「~
」(チルダ)をつけることで条件の否定になります。
否定とは、TrueとFalseを反転させる演算です。
Name | Age | |
---|---|---|
0 | Alice | 17 |
1 | Bob | 24 |
2 | Carol | 29 |
前クエストでは、「Ageが20以上」の行を次のように指定して絞り込みました。
df[df.Age >= 20]
「Ageが20以上」は「Ageが20未満ではない」と同じなので、否定(~
)を使って次のようにも書けます。
df[~(df.Age < 20)]
比較演算子を使った条件式は、丸括弧(()
)で囲う点に注意してください。
df.Age >= 20
の比較結果は、False, True, True
です。
この条件を括弧でくくって~
をつけると、条件の否定になり、各ブール値が反転します。
そのため~(df.Age >= 20)
の結果は、True, False, False
になります。
~
を使った結果も行の比較結果なので、df[行の比較結果]
と同じように記述できます
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