集合(set)の使い方

集合とは、重複する要素をもたない、順序づけられていない要素の集まりです。
{}内にカンマ区切りで要素を配置するか、set関数にシーケンス型(リストやタプル)を渡すことで生成します。また、空の集合を定義するときは set() とします。

def main():
  set_example_1 ={1, 2, 2, 3}
  print(set_example_1)

  list_example = [1, 1, 2, 3]
  set_example_2 = set(list_example)
  print(set_example_2)

  tuple_example = ('A', 'B', 'C', 'C')
  set_example_3 =set(tuple_example)
  print(set_example_3)

  empty_set =set()
  print(empty_set)

if name == “main“:
main()

結果

{1,2,3}
{1,2,3}
{‘C’,’B’,’A’}
set()

setを使うとリストやタプルから、要素を一つずつ取り出すことが出来る。
しかし、要素の順番は保持されない。

setに使えるメソッド

  • add : setに要素を追加する。
    add(タプル)とした場合には、タプルをそのまま集合に入れる。
                {1,2,(a,b)
    要素の追加方法: set1.add(1)
    set1.add(2) というように必ずしも=がいらない
  • remove : setから要素を取り除く。
        取り除く要素がないと、エラーになる。
    取り除く要素は一つずつ
  • discard : 指定した要素がsetに含まれていれば、それを取り除く。
         指定した要素が無いときはエラーにならない
         取り除く様子は一つずつ
  • pop: いずれか一つの要素を取り除く。そして、その取り除いた要素を返す。
      要素.pop()となる
        
  • clear : setから全ての要素を取り除く→空になる

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